開業届書き方TOP
こんにちは、坊主女です。

会社員として働きながらブログで副収入。
専業主婦をしながら手作りアクセサリーを販売。

やっている本人からすれば「お小遣い稼ぎ」かもしれませんが、実は開業届を提出することで大きな節税効果があります。

詳しくはこちらの記事をどうぞ。

それなら今すぐ出したい!
でも、お役所に提出する書類って何から何までややこしいんだよね・・・。


そんなあなたのために、今回は「開業届の書き方から提出まで」を完全解説!

この記事を読みながら書き進めていけば誰でもあっという間に完成します!



【1】開業届の入手方法

開業届を書くために、まずは書類を手に入れる必要があります。

その方法は2つ。

1.最寄りの税務署で直接入手

書類を手に入れるだけならどこの税務署でもOKです(提出先は後述)。

どの税務署も、開庁時間は平日の午前8時30分〜午後5時です。

最寄りの税務署を知りたい場合はこちら

2.国税庁のホームページからダウンロード

もう一つは国税庁のホームページからダウンロードするという方法。

プリントアウトする手間はありますが、ダウンロード自体はいつでもできますから便利。

ダウンロードするにはこちら


【2】開業届の提出期限

続いて開業届の提出期限ですが、国税庁のHPには

事業の開始等の事実があった日から1月以内に提出

とあります。

仮に6月1日に開業したとすれば6月30日が提出期限ということです。


でもここで不安に思う方がいらっしゃるかもしれません。

始めた頃は収入がほとんどなく、収入が増えてきたから開業届を出そうと思った。

その場合「開業日」と「提出日」が1ヶ月以上離れているから提出できないのでは・・・。


これは実際に私が不安に思ったので、税務署(電話相談センター)に問い合わせてみました。

【回答】
  • 開業届を提出してもらう趣旨は、税務署側が開業の事実を知るため
  • たとえ提出が遅れようがあまり関係がない
  • 開業日はそこまで重要ではない

つまり「提出することに意義がある」わけです。

ですので提出しようと思ったタイミングで開業日を設定し、その間隔が1ヶ月以内であれば問題ありません。


【3】さあ、実際に書いてみよう!

24)完成版

ではいよいよ開業届を埋めていきましょう!

※記入例はあくまでサンプルです。ご自身の状況に合わせて黒ボールペンでご記入ください。


①書類タイトル

開業届①タイトル

開業届の一番上、ここは「開業」に◯をつけます。


②税務署名 ③提出日

開業届②③ 提出先 提出日
②税務署名 は、④納税地 を管轄する税務署名を記入します。

自宅で事業をする場合は、自宅の住所を管轄する税務署名を記入します。

管轄する税務署を調べるにはこちら


③提出日 は、⑪開業日 から1ヶ月以内実際に提出する日を記入します。


④納税地

開業届④ 納税地
納税地とは事業を行う場所のことです。

個人事業主は自宅で事業を行う場合が多いと思うので、通常は「住所地」に◯をつけ、自宅住所(住民票に記載されている住所)を記入します。

電話番号は携帯電話の番号などでももちろんかまいません。


自宅以外の場所で事業を開始する場合は【参考】をご覧ください。

【参考】
  • 住所地:住民票があり、日々の暮らしをしている場所
  • 居所地:住民票のある住所ではないが継続して居住している場所
  • 事業所等:住んでいる場所以外で事業を行なっている場所(事務所・店舗など)
居所地・事業所等を納税地にすることももちろん可能です。

その際は納税地欄の該当するものに◯をつけ、居所地や事業所等の住所を書きます。

そして下の「上記以外の住所地・事業所等」に、実際暮らしている住民票の住所を記入します。


⑤氏名・生年月日 ⑥個人番号(マイナンバー)

開業届⑤⑥ 氏名 個人番号
⑤氏名・生年月日 は、ご自分のお名前・フリガナ(カタカナ)・生年月日 を記入します。

印鑑も忘れずに押印してください(シャチハタ不可)。


⑥個人番号(マイナンバー) は平成29年現在必ず記入が必要です。

個人番号カード裏面にある12桁の番号を記入してください。


⑦職業 ⑧屋号

開業届⑦⑧ 職業 屋号
⑦職業 ですが、実は特に決まりはないようです(日本標準職業分類もありますが)。

税務署に提出しに行った際にも確認したのですが「実際にやっているお仕事を書いてください」としか言われませんでした(「ブロガー」でも良いと言われたぐらい)。

ですので「WEBサイト運営業」や「文筆業」、アフィリエイト収入がメインなら「広告業」などお好きなものを記入してください。


⑧屋号 は会社名や店舗名などですが、なければ記入しなくてもかまいません


⑨届出の区分

開業届⑨ 届出の区分
「開業」に◯をつけます。

新しく事務所を構えるなどの場合以外、他の箇所は空欄でかまいません。


⑩所得の種類

開業届⑩ 所得の種類
通常は「事業(農業)所得」に◯をつけます。

【参考】
事業所得:農業、漁業、製造業、卸売業、小売業、サービス業その他の事業から生ずる所得

不動産所得:不動産の貸付けなどによって生ずる所得

山林所得:山林を伐採したり、立木のままで譲渡することによって生ずる所得


⑪開業・廃業等日


開業届⑪ 開業・廃業等日
⑪開業日 については、原則は「事業を開始した日」です。

ただし、【2】開業届の提出期限 でお伝えした通り「提出しよう」と思ったタイミングで開業日を決めても問題ありません(提出日と同日も可)。 


⑫開業・廃業等に伴う届出書の提出の有無


開業届⑫ 開業・廃業に伴う届出書
開業届と同時に提出する書類がある場合「有」に◯をつけます。


「青色申告承認申請書」は節税に必須ですから「有」に◯をつけ同時に提出します。

消費税に関する「課税事業者選択届出書」は通常「無」に◯をつけます。


⑬事業の概要

開業届⑬ 事業の概要
実際に行なっている事業の内容をできる限り詳しく記入します。

私はこう書きましたが「WEBサイト制作・運営」「ホームページ内での広告代理業(アフィリエイト)」など、ありのままに書けば良いです(税務署の方もそうおっしゃっていました)。



⑭給与等の支払の状況

開業届⑭ 給与等の支払い状況
ご家族を従業員にする場合には「専従者」に、それ以外の人を従業員にする場合には「使用人」にその数と税額の有無を記入します。

個人で事業を行なっている場合人を雇うことはほとんどないかと思いますが、空欄にしていると指摘を受けるので「0(ゼロ)」は記入しておくと良いです。


これで開業届は完成です!


【注】提出前には控えを取ろう!

無事書き終わった開業届。
いざ提出!といきたいところですが、ここで絶対に忘れてはいけないことが一つ。

必ず控えを取っておいてください!


控えがあると屋号で銀行口座が作れたり、補助金の申請ができたりというメリットがあります。

そんな予定はなくても個人事業主は「事業をしている」という証明が難しいもの。

開業届の控えがあれば事業の証明になりますので、是非控えを取っておき、提出時に原本と合わせて受領印をもらいましょう。


【4】開業届の提出方法

控えを取ったらいよいよ提出です。

提出方法は2つあります。

1.郵送

開業届の ②税務署名 で記入した管轄税務署に郵送します。

【郵送の際に同封するもの】
  • 開業届(原本及び控え)
  • 青色申告承認申請書(同時に提出する場合。原本及び控え)
  • 個人番号カード(マイナンバーカード)のコピー(両面)
  • 返信用封筒(82円切手)
個人番号カード(マイナンバーカード)のコピーは本人確認書類として必要です。

添付台紙のダウンロードは本人確認書類(写)添付台紙(国税庁)

2.持参

開業届の ②税務署名 で記入した管轄税務署に持参します。

持参の際は個人番号カード(マイナンバーカード)のコピーは不要ですが、提示の必要があるため忘れずに持って行ってください。

また、念のため印鑑や筆記用具も持参することをお勧めします(訂正の必要が出るかもしれないので)。

提出自体にはさほど時間はかかりません。

受理印を押された控えを受け取り、無事提出終了です!


まとめ

いかがでしたでしょうか。

事業内容などは人それぞれですが、書類の書き方自体は難しくなかったと思います。


開業届を提出することで、個人事業主として気持ちが引き締まるという効果もあります。

この記事を参考に、個人事業主としての一歩を踏み出していただければとても嬉しいです。


☆節税するなら開業届と必ずセットで出したい「所得税の青色申告承認申請書」の書き方はこちらをご覧ください☆