こんにちは、坊主女です。


一日一生。

この言葉を聞いたことがあるという方も多いはず。

私もなんとなく知ってはいましたが、今回改めてその深い言葉の意味に触れました。


酒井雄哉さんという大阿闍梨

酒井雄哉(さかいゆうさい)さんという方をご存知ですか?

今回私が読んだ「一日一生 」という本の著者である酒井さんは、天台宗の僧侶です。

ただし、ただのお坊さんではありません。

千日回峰行」と呼ばれる非常に過酷な修行を、しかも二度も満行されたものすごい方なのです(二度満行した人は歴史の残る400年で3人しかいないそうです)。


そんなすごい方なら恐れ多くて近寄ることもできなさそう。

私はそう思ったのですが、本から滲み出る酒井さんの人柄は「温和」の一言。

いつもニコニコ、傍にふっと寄り添ってくださっているような温かさを感じました。


その酒井さんが仰っているのが「一日一生」という言葉です。

「一日を一生のように生きよ。明日はまた新しい人生」


私はこの言葉を読んで、様々なことを考えました。


「一日一生」で生きるということ

一日を一生と思い、生きる。

そうするとどんなことが起こり、どんなことが得られるのだろう。

私なりに考えてみたら、こんなことが思い浮かびました。

①気持ちの切り替えが簡単になる

今日の自分は今日でおしまい。
明日はまた新しい自分が生まれてくる。
今日が一つの人生、明日はまた新しい人生。

そう思うと、今日あった嫌なことや失敗したことも「明日はまた一から」と切り替えられます。

くよくよ思い悩むことなく、毎日気持ちをリセットできるようになるのでは?と思います。

②今日という日を全力で生きるようになる

今日を大切にしなかったら、明日はありませんよってことでもある。
今が一番大切だってことだよ。
人生80年時代の今、「人生」というと途方もなく長く感じられます。

だから心のどこかで「今日ぐらいは」と自分に甘える日が出て来たりします。

でも「今日=一生」だと思えばどうでしょうか。

きっと今日という日を全力で生きるようになると思います。

③今日という一日に感謝するようになる

ただ、感謝の気持ちだな・・・。
死の間際、酒井さんはこのように仰ったそうです。

毎日新しい生を受け、生きる。

そう考えると「今日生まれたこと」「今日生かされたこと」への感謝の気持ちが毎日沸き起こるように思います。


人生は「今日」の積み重ね

私たちはいつも、遠い未来を夢見たり見えない不安に踊らされたりと、心が「今」にないことが多いように思います。

でも結局生きているのは「今日」でしかなく、今日が終わればまた次の「今日」を生きるだけ。

そうやって「今日」を積み重ねていくことが人生そのものなのだと思います。


一日一生。

久しぶりに良い言葉に出会えました。

これからの人生の指針にしたいと思います。