坊主女の生きる道

一度きりの人生、やりたいことだけやって生きませんか?

2017年10月

こんにちは、坊主女です。ミニマリストとは、とにかく物を捨てる人。どうもそういうマイナスイメージが定着しているような気がします。でも本当は違います。ミニマリストだからこそ、捨てられないのです。壊れてもなお捨てられなかった物私は元来、物持ちがものすごくいいで ... 続きを読む
こんにちは、坊主女です。


ミニマリストとは、とにかく物を捨てる人。

どうもそういうマイナスイメージが定着しているような気がします。

でも本当は違います。

ミニマリストだからこそ、捨てられないのです。


壊れてもなお捨てられなかった物

私は元来、物持ちがものすごくいいです。

電化製品などはまず壊れませんし、服も10年以上普通に着ていました(今はほとんど手放しましたが)。

壊れた物

そんな私が20年以上ほぼ毎日使い続け、壊れてしまった物があります。

これ。
やかん 旧
やかんです。


大学入学と同時に一人暮らしを始める際、親と一緒に近くのお店で買ったこのやかん。

健やかなる時も病める時も、ただひたすらに毎日お茶を(お茶のみを)沸かし続けてくれました。


彼氏と別れて泣きはらした夜も。

結婚式のその夜も。

ガスだろうがIHだろうが関係なく。


もうね、物じゃないです、戦友です(マジで)。

そんな、私の半生以上を共にしたやかんですが、1年以上前(!!)からある部分が壊れていました。
やかん ネジ
取っ手と本体をつなぐネジがアホになってたんです。

(注:「アホになる」とは、ゴムが伸びきってしまったりバネが戻らなくなってしまったりというような「本来の機能を失ってしまうこと」という意味です)


危ないですよね、これ。

もし沸騰したお茶が入っているときに取っ手が外れてしまったら・・・。


というのはわかっていたのですが、どうしてもどうしても捨てられませんでした。

だって「戦友」だから(笑)。

そして「お茶を沸かす」という機能に問題はなかったから。

そのため、私にしかわからない神業的なバランスで持ち続け、使い続けていました。


涙をこらえて買い替え

でも冬が近づき、主人もやかんからお茶を入れる季節になりました(夏は入れ替えて冷やしてた)。

お茶を沸かす機能に問題はなくても、私1人が使う物ではなくなります。


いよいよ買い替えの時。

悩みに悩み、涙をこらえ、ニトリのやかんを購入しました。
やかん 新
ニトリ タグ

今のやかんは口が広くて中が洗いやすくなっていますね。

新旧比較したらよくわかります。
やかん比較 上

なんとなくスタイルも「シュッ」としてるし(大阪人)。
やかん比較 斜め

実際にお茶を沸かしてみましたが、快適でした。


・・・うん、でも実はまだ古いやかんを捨てられてない('д` ;)



もういい加減使い切ったとは思うのですが、最後は愛着が残ってまだ手放せていません(苦笑)。


ミニマリストとは物を使い切る人

古いやかんに愛着がありすぎて長々と書いてしまいましたが、ミニマリストは決してなんでもかんでも捨てる人ではありません。

ミニマリストとは必要な物だけを持ち、それを大切に使う人のことです。

予備や代わりがないから手入れをして使い続け、使い倒し、そして使い切ります。


今回のやかんの例で言うと

「ネジが壊れても『お茶を沸かす』という機能に問題がなかったのでギリギリまで使い切った」

という部分です。


「可愛いから」と同じ用途の物をいくつも揃えたり、まだ使えるのに買い換えるのは簡単です。

でもそれは「物を大切にしている」とは思えません。


本当にその物が大切なら、本来の役割を果たす使い方をしてあげるべき。

そういう物の使い方をしようと思ったら、自ずと物が少なくなるのは当然の話です。


だからこそミニマリストは最低限の持ち物しか持っていない、というわけです。


「捨てられない自分」も認める

とはいうものの、「愛着のある物」はたとえ使っていなくてもなかなか捨てにくいですよね。

まさに今回の古いやかん(笑)。


以前の私なら「何言ってるの?いらないものなら捨てるべし!」と一刀両断していましたが、「別に捨てられなくてもいいんじゃないかな」と最近は思います。


納得いくまで持ち続けたら、そのうち自然と感謝して手放せる時が必ず来ます。


だから「捨てられない自分」を責めずに、そんな自分も認めて愛してあげてほしいと思います。

ちなみに私は、愛着がありすぎてやかんを捨てられない自分が大好きですよ(笑)。

こんにちは、坊主女です。今回は当ブログより2件の告知です。<目次>【1】ハンドメイド展スタート! 【2】ブログ記事掲載のご案内 終わりに【1】ハンドメイド展スタート!かねてより刺し子の作品を出品することはお伝えしてきましたが、いよいよ本日10月21日(土)より ... 続きを読む
こんにちは、坊主女です。


今回は当ブログより2件の告知です。


<目次>

【1】ハンドメイド展スタート!

かねてより刺し子の作品を出品することはお伝えしてきましたが、いよいよ本日10月21日(土)よりイベントがスタートします!


イベント名は

「心ほっこり ぬくもり ギフト作家展」


場所は、ヴェルサウォーク西尾3Fにある「ami presents(アミプレゼンツ) 西尾店」さんです。


なんでも、岡崎にあるアミプレゼンツさんが9周年を迎えられるとのことで、周年祭のイベントの一つとして開催されるそうです。

詳しくはこちら。


ブログ内にはチラシも掲載されていましたが、ちゃんと「坊主女」の名前が載っていました!

このチラシが新聞に折り込まれてるなんて・・・。

それだけでもドキドキします(笑)。


開催期間は10月21日(土)〜11月5日(日)まで。

私はお店には居ませんが、多分物陰から様子を伺っています(・∀・)

もしお近くにお住いの方がいらっしゃいましたら、是非行ってみてくださいね!


【ami presents(アミプレゼンツ) 西尾店】

<住所>
〒445-0062
愛知県西尾市高畠町3丁目23-9 ヴェルサウォーク西尾3F

<電話番号>
0563-54-1552

<営業時間>
9:00~21:30

<地図>


・Facebookページはこちら

・Instagramはこちら


【2】ブログ記事掲載のご案内

続いて、当ブログの記事を他サイトにて掲載して頂きましたのでご紹介したいと思います。


サイト名はきらっコノート

介護関連の職業に就いておられる方や目指しておられる方に、様々な情報を提供していらっしゃいます。


私の記事を紹介していただいたのはこちらの記事です。


以前に「ストレス発散に掃除はOK、断捨離はNGな理由」という記事を書いたのですが、その記事を中心にブログのご紹介もして頂いています。


こちらのサイトでは、介護という枠にとらわれず様々な情報を提供したりブログの紹介をしたりされていますので、興味のある方はぜひ覗いてみてくださいね。


終わりに

今回は告知ばかりになり申し訳ありません。


作家展は本当にドキドキワクワクしています。

1人でも多くの方に作品を手に取っていただけたら、と思います。

それに、他の作家さんの作品もすごく楽しみなんですよね。


本当は毎日でも見に行きたいぐらいですが(笑)、時々坊主頭がお店の近くをウロウロしているかもしれないので、見かけたらその時は声をかけてくださいね!

こんにちは、坊主女です。歳をとると新しいことを始めるのが少し億劫になったり、変わらぬ暮らしの方が楽だと感じたり。その気持ちもわからなくもないけれど、私はやっぱり「ずっと新しいことに挑戦し続ける自分でいたいな」と思うのです。無事納品しました!私が刺し子にど ... 続きを読む
こんにちは、坊主女です。


歳をとると新しいことを始めるのが少し億劫になったり、変わらぬ暮らしの方が楽だと感じたり。

その気持ちもわからなくもないけれど、私はやっぱり「ずっと新しいことに挑戦し続ける自分でいたいな」と思うのです。


無事納品しました!

私が刺し子にどっぷりハマっていること、そして偶然にも近くで開催される「ハンドクラフト展」への出品が決まったことは先日の記事でお伝えしたとおりです。

出品が決まった時はテンション上がりまくりだったのですが・・・。

納品締め切りまで1週間ほどしかない!

出品できる作品の数が少なすぎる!

てか、何もかもが初めてでどーすりゃいい!?


と、こんな感じで寝ても覚めても刺し子、刺し子、刺し子の日々を送っておりました(苦笑)。


でも、おかげさまで出品するお店への納品が無事完了!
納品全品
作り溜めていた作品が半分、出品が決まってからの作品が半分です。


もうね、本当に色々大変だったんです。

友達へのプレゼントはともかく、商品のラッピングなど初めて。
ラッピング 表
ラッピング用品の専門店に行き、1cm単位で入れる袋を選びました。


わかりやすいように説明書きもエクセルで作成。
商品説明書き
何度作り直したことか(笑)。


あとは刺し子自体をご存知ない方のためにPOPサンプルを用意。
刺し子POP
サンプル
やるな、坊主女( ̄ー ̄)ニヤリッ


最後はちゃっかりブログの宣伝も。
名刺
以前には入っていなかったInstagramのアカウント(@boselady0806)は、前回もお願いした前川企画印刷さんが最速で入れてくださいました。ありがとうございます!


とにかくやれることは全部やりました。

出せる力を全部出して作品を仕上げ、準備をしました。

その結果、思いもよらないことがありました。


新しい自分に出会えた

この1週間ほどの間、初めてのことばかりに戸惑いながらも準備をしていた私。

確かに大変だったけれど、今まで気づかなかった新しい自分にどんどん出会えたのです!

①デザイン、好きかも

私は子供の頃から絵が下手で、美術の授業が大嫌いでした。

だから、デザインとか色づかいを考えるなんて「絶対無理」と思い込んでいたんです。

でも、今回刺し子の作品を作るうちに「こんなデザインはどうだろう」「この色合わせが面白そう」なんてどんどんアイデアが湧いてくるように。

自分でもすごく驚きましたが、このことは集中的に刺し子に取り組んだからこそ気づけたことだと思います。

②商売人の血

私は飲食店で働いていた(店長もしていた)こともあるので、「対お客様」という姿勢は心のどこかに持ち合わせています。

ただ、当時は雇われていましたからどこかに「逃げ道」がありました。

でも今回自分で作った作品を販売するにあたり、「どうしたら喜んで買って頂けるか」を必死に考えました。

そのこと自体がすごく楽しかった
んですよね。

もしかしたら刺し子そのものより楽しかったかも(笑)。

これも、頭を振り絞ったからこそ感じたことだと思います。

③表現したい願望

ブログを書いているぐらいなんだから当然でしょ?

と思われるかもしれませんが・・・。

今までは「私にとっての表現手段は文章しかない」と思っていたのです。

ところが刺し子に出会い、作品を通して何かを表現する楽しさを知りました。

そして、もっと自分を表現したい!と思う気持ちにも気づきました。

それが音楽なのか、踊りなのか、何なのかはわかりませんが、自分の心の奥にあるマグマのようなものを今確かに感じています。


新しいことへの挑戦がもたらすもの

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新しいこと、新しい環境、新しい人間関係。

新しい何かを始めることはエネルギーも必要であれば勇気もいります。


それでも新しいことへの挑戦は、新しい自分の可能性の扉を開けてくれます


私はこの先もずっと、おばあちゃんになっても新しいことに挑戦し続けたい。

そうやって、自分の中に無限にある可能性の扉を開け続けていこうと思います。

こんにちは、坊主女です。「休日」と聞くだけで楽しい気持ち、幸せになる方も多いかもしれません(私はなります)。そんな休日を皆さんはどのように過ごしていらっしゃいますか?夫婦でピクニック私の住んでいるところは、車で30分も走れば海があります。以前、ドライブがて ... 続きを読む
こんにちは、坊主女です。


「休日」と聞くだけで楽しい気持ち、幸せになる方も多いかもしれません(私はなります)。

そんな休日を皆さんはどのように過ごしていらっしゃいますか?


夫婦でピクニック

IMG_6752
私の住んでいるところは、車で30分も走れば海があります。

以前、ドライブがてらその海へ行った時から主人はすっかり気に入ってしまい、「いつかここにピクニックへ来たい」と言い続けていました。

最初は面倒だと思っていた

とはいうものの、主婦の立場からしたらちょっと面倒だなぁと最初は思っていました。

だって、いくら「おにぎりだけでいいよ」と言われたってそのおにぎりを朝から用意しないといけないし、ちょっとぐらいはおかずもいるし、それなら入れる容器も・・・。

なんてあれこれ準備が必要だったからです。

実際に1週間ほど前から「買い物リスト」を作り、材料や必要な物を買い揃えていました。

なんて楽しくて幸せなんだろう!

そして当日。

いつもの休日よりはるかに早く起き、せっせとお弁当作りを始めたのですが・・・。


これが楽しくて楽しくて!



遠足当日の子供の気分と言えばいいのでしょうか(笑)。

このお弁当を見て主人が喜んでくれるかな?という気持ち、出かけるワクワク感、いろんな気持ちを感じながらお弁当を作り上げました。
お弁当
自分で作った刺し子の花ふきんでおにぎりを包んでさらにテンションUP!

そしていざ海へ。
IMG_6755
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私たちが行った吉良ワイキキビーチは夏場は海水浴場として賑わうらしいのですが、今の時期は人気(ひとけ)もまばら。

誰もが思い思いに休日を楽しむ中、私たちもお弁当を食べ、ずっと海を眺めていました。


その間じゅう、私は何度も「幸せだなぁ」と思い、口にしました。

ただ海を見ながら主人とお弁当を食べ、たわいもない会話をする。

それだけのことが幸せで仕方なかったのです。


お金をかければいいわけではない

かつての私は、休日と言えば買い物に行ったり遠出をしたり、とにかく「お金のかかる遊び方」をしていました。

そもそも「遊ぶにはお金がかかるものだ」と心のどこかで思っていた節もあります。


でも今となっては「お金をかけるより手間をかけた方が幸せだ」と思うようになりました。

それは休日に限った話ではありません。

掃除だって、お掃除ロボットに頼るより、自分で雑巾掛けをした方が家に愛着が湧きます。

外食よりも、想いを込めて作った料理の方が美味しいです。


こう思うようになったのは、結婚して落ち着いたのもあると思います。

歳をとったせいももちろんあると思います。

それでも、手間をかけるだけの時間があり、家族がいることはお金には変えられない幸せではないかと私は思うのです。


大切なものを見失わない

私たちが生きていくのにお金は必要です。

だから私は、清貧の思想を説くつもりはまったくありません。


でも「お金がなければ何もできない」「お金がないから不幸」とも思いません。

お金では買えないものはこの世の中に沢山あり、幸せはちゃんとこの手の中にあると思います。


本当に大切なものは何か。

見失わない生き方をしていきたいです。

こんにちは、坊主女です。私は以前からこのブログで「一度きりの人生、やりたいことをやろう」と伝え続け、自分自身でも実践しています。それは他人からすればワガママで自分勝手に見えるかもしれません。でも「やりたい!」という心の声に従った結果、自分でも驚くような現 ... 続きを読む
こんにちは、坊主女です。


私は以前からこのブログで「一度きりの人生、やりたいことをやろう」と伝え続け、自分自身でも実践しています。

それは他人からすればワガママで自分勝手に見えるかもしれません。

でも「やりたい!」という心の声に従った結果、自分でも驚くような現実が訪れました。


刺し子作品の出品が決定!

IMG_6721
完成した花ふきんたち。気持ち良さそう。

私が刺し子に夢中になっていることは最近鬱陶しいぐらい(笑)記事にしています。

自分でもなぜここまでハマったのかよくわからないんですが・・・。

「いつかは出品したい」という夢

刺し子を始めた当初は、どちらかというと「何も考えたくない」「無心になりたい」という思いで針を進めていました。

ところがいつしか刺し子の作品が出来ていくことがとても楽しくなり、「いつかはたくさんの方に手に取ってもらいたい!」という夢を描くように。

とはいえまだ初めて1ヶ月と少し。

自分の作品を販売するなんて早すぎると思っていたし、そもそもどうやって販売すればいいのかも知りませんでした。


それがなんと!

自宅のすぐそばにある雑貨屋さんに(期間限定ですが)出品させて頂けることになったんです!

出品のきっかけ

出品のきっかけは、その雑貨屋さんの前を通った時にふと見かけた一枚のチラシでした。

そのチラシには「作家さん募集!」の文字。

なんでも、お店の周年記念として行われる「ハンドメイド展」に出品してくれる人を募集しているとのことでした。


それがどうしたの?と思うかもしれません。

でも私にとっては「奇跡的なタイミング」としか思えませんでした。


だってですよ。
  • ミニマリストになってから「雑貨屋なんて無駄なものしかない」とすら思っていた
  • 刺し子をする前ならそんなチラシに見向きもしなかった
  • ちょうど作品がたまってきたタイミングでの期間限定開催
  • 自宅から徒歩で行ける近さのお店
  • 「いつかはたくさんの方に手に取ってもらいたい!」という思い
これが全部ピタリとハマったんです!


最初は「出品なんてまだ早すぎるかも」と思いました。

でも、でも。

こんなチャンスは二度とないかもしれない。

そう思い直し、お店に問い合わせたところ「出品OK」とのお返事が!
その日はあまりの嬉しさと引き寄せた現実のすごさにテンションが振り切れてしまい、足元がフワフワしていました(笑)。


思いは必ず現実になる

私は以前から引き寄せを実践しています。


引き寄せの法則とは「自分の気分と同調するものが引き寄せられる」というもの。

「嬉しい、楽しい、幸せ」な気分なら良いことや幸せを引き寄せます。

反対に「悲しい、つまらない、不幸だ」と思っていればそのような現実がやってきます。


これはつまり「自分の思っていることは必ず現実になる」ということだと私は思います。

だからこそ「これは無理かな?」なんて思わずにやりたいことをやったり、今は無理でも「やりたい!」という気持ちそのものを大切にした方がいいと思うのです。


だって思わなければ叶わないから。

「無理だ」と諦めてしまえばそこで試合終了だから(笑)。


自分の人生に貪欲に

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仕事が、お金が、家族が・・・。

やりたいことをやらない理由を言い出せばキリがありません。

そして現状は実際に「やりたくてもできない」という方だっていらっしゃると思います。


でもやっぱり思うんです。

一度きりの人生、やりたいことをやり、味わい尽くした方がいいって。


もっともっと自分の人生に貪欲に、私はこれからも生きていこうと思います。

刺し子をしていると指や手首が痛い!そんな私がアドバイスを求めた結果、わかったのは「裁縫の基本がなってない」ということでした。でもアドバイスを実践したところ、今では痛みはどこへやら。私が実際にやってみたことをご紹介します! ... 続きを読む
こんにちは、坊主女です。


刺し子を始めた当初、あまりにも指や手首が痛くなるので読者の皆様に助けを求めました。

そして本当にたくさんの参考になるアドバイスを頂きました。

この場をお借りして御礼申し上げます。

せっかくですので、頂いたアドバイスを元に私が実践したことをご紹介したいと思います。


裁縫の基本がなってなかった

アドバイスして頂いた内容を読みながらつくづく私が思ったこと。

それは「刺し子云々というより裁縫の基本がなってなかった」ということです。

そりゃ、裁縫なんて中学校の家庭科以来ほっっっとんどしたことがなかったので当然と言えば当然なのかもしれませんが(精一杯の自己弁護)。

いかに自分が力まかせに縫い続けていたのかと思うと、お恥ずかしい限りです。


とはいえ刺し子に関する本を読んでも裁縫の基本なんて書いてありませんから、やっぱりアドバイスを求めて良かったなぁと思います。


私が実践したこと

では実際に、私が実践したことをご紹介したいと思います。

本当に基本的なことです。

でもおかげでどこも痛くなくなり、手首のサポーターさえいらなくなりました。

①指抜きを使う

刺し子を始めてすぐ、指抜きを使おうとしたのですがうまく使えなくて外してしまっていたのです。

でも「慣れるまでは大変だけど、慣れたら指抜きなしでは縫えなくなる」というアドバイスを頂き「慣れなのか!!!」と指抜きを使う練習を始めました。


最初はこちらの指抜きを使ってみました。
指抜き 説明
はめるとこんな感じ。
指抜き(皮)はめたとこ
刺し子用の針は長いので、中指の腹で押すタイプの方が使いやすいです。


でもこちらの指抜きは革製ということもあり、あまりしっかり押せなかったので、次に金属製の指抜きを購入しました。
指抜き 金属
こちらはつけるとこうなります。
指抜き 金属はめたとこ

この指抜きはフリーサイズなので、調整はここ↓の締め付け具合によります。
指抜き 金属(手の甲)
こっちから見ると指輪みたいじゃないですか?(見えないか)

それはさておき、こちらの金属製の指抜きに変え、ちょっとずつ指抜きを使う練習を続けるうちに、いつのまにか指や手首の痛みは消えてしまいました。

さらに!

私も今では「指抜きなしで縫うなんて考えられない!」と思うように(笑)。

②運針の練習

「運針の練習をすると良いですよ」というアドバイスも多く頂きました。

そこで、youtubeでいろんな動画を探して見たのですが・・・。


なんか、神がかってる人がいっぱいいるΣヾ( ̄0 ̄;ノ


思わず顔文字使ってしまうぐらいすごいんですよ。

例えばこちらの先生とか。

「早送りしてる??」と思うぐらいのスピード。


これはさすがにお手本にならないので、私がお手本にしたのは死んだ祖母の運針

裁縫が大好きで、毎晩針仕事をしていた祖母の運針を子供の頃ずっと見ていました。

だから脳裏に残ってたんですよね。

それを思い出しながら少しずつ、少しずつ今も練習しています。


ひたすらまっすぐ縫う図柄を利用したり。

運針はそう簡単に会得できるものではないと聞きます。

でも、練習を重ねるうちに指や手首の痛みはなくなりましたよ。

③針を変えた

指抜きを使い、運針の練習を重ねていくと、普通の細い刺繍針でなくとも刺し子用の針で刺せるようになりました。

今のところはオリムパスさんの長針を使っています。
刺し子針 オリムパス

やっぱり太めの長針の方が刺しやすいと気づきました。


そして針と言えば、アドバイス頂いた皆様だけでなく刺し子愛好家の方も絶賛されていたみすや忠兵衛さんの針。

私もすぐに「刺し子針」を注文しました。
みすや針(表)

初心者には威圧感さえ感じるパッケージです・・・。

もちろんすぐ使ってみたのですが、オリムパスさんの長い針に慣れてしまったからかうまく扱えなくて(私が下手なだけ)、しばらくお休みいただいています。


長さの違いはこれぐらい。
針の長さ
上がオリムパスさんの針(約6.4cm)、下がみすや忠兵衛さん(約5.4cm)の針です。

1cm違うと感覚が随分変わります。

もう少し針に慣れたらまた使ってみようと思います。


何事も基本と反復練習

私は元来がいらち(せっかち)で、すぐに結果が出て欲しいと思うタイプです。

でも、今回のアドバイスを実践して思うのは何事も基本と反復練習が大事ということ。


刺し子に限らずなんでもそうなんだろうな、と思います。

まさに今の私に「焦らず、ゆっくり」と諭してくれているかのよう。


痛みもすっかりなくなったので、これからもコツコツ刺し子三昧の日々を送りたいと思います。

「下手の長糸 上手の小糸」これは本来裁縫のことわざです。でも実は日々の暮らしのこともピタリと言い当てているんですよね。ちょうどの量で上手に暮らす方法、考えてみませんか? ... 続きを読む
こんにちは、坊主女です。


「下手の長糸(へたのながいと)」ということわざを聞いたことがありますか?

本来は裁縫に関することわざですが、どこかで聞いたことがある方も多いと思います。

最近私は、ハマっている刺し子をするたびに「ほんと私、下手の長糸だよな(どうしても糸を長く取ってしまう)」と思っていたのですが・・・。


実はこのことわざ、日々の暮らしにもピッタリ当てはまるのでは?と思ったのです。


「下手の長糸」の意味

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私が始めて「下手の長糸」という言葉を聞いたのは、裁縫好きだった祖母からです。

祖母は私が小さい頃から針仕事をたくさん教えてくれたのですが、その時に口癖のように「下手の長糸って言うからね、ちょうどいい長さの糸を使いなさい」と言っていました。


でも子供の頃から心配性だった私(笑)は、やっぱり長く糸を取ってしまっていました。

なので当時は、「下手の長糸」の意味を下手な人は糸が足らなくなるのを心配して長く糸を取るという意味だと思っていたんです。


ところが今回、改めて言葉の意味を調べてみるとちょっとニュアンスが違いました。


正式には「下手の長糸 上手の小糸(へたのながいと じょうずのこいと)」と言うそうです。

意味は「ことわざ辞典」のサイトにこう書いてありました。
裁縫の下手な人は、針にむやみに長い糸を通して縫いにくくするが、上手な人は必要なだけの糸を使って仕事をしやすくするということ。
たしかにそうなんです。

下手な人(まさに私)は「いちいち針に糸を通したり、縫い終わりの始末をするのが面倒だから」とついつい糸を長くしてしまいます。

でも結局糸がからまって縫いにくかったり、挙げ句の果てには糸を切らなければならなかったりするんですよね・・・。

ほんと、昔の人はうまいこと言います。


暮らしも同じでは?

ことわざの意味はよくわかったけれど、何が暮らしに当てはまるの?

と思うかもしれませんが、私はまさに「暮らし上手、暮らし下手」を言い表していると思うのです。


例えば洗剤などの日用品や食材などのストック。

何度も買いに行くのが面倒だから、ちょうど特売だったから。

そんな理由で使いきれない量を買い占めてはいませんか?

そして収納場所に収まらないほどの物を持て余し、結果的には消費期限や賞味期限を過ぎてしまって手放さざるをえなくなる。

これはまさに「絡まった長糸を切らざるを得ない」状況です。


他にも身の丈に合わない物や着ない服、使わない物。

「いつか使うかも」「これは高かったから」

なんていつまでも手元に残していませんか?

これらはどんどん場所を取り、いつしか生活そのものすら圧迫してしまいます。

これも「糸が長いとかえって縫いにくい=物が多すぎると生活しにくい」ということ。


このように、楽をしようと思って物を買い込んだり、「いつか」を考えて物を溜め込んだりといった「長糸」が、結果的に暮らしにくさを生んでしまうのではないかと思うのです。


ちょうどの量で暮らし上手に

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今の暮らしに適正な量、というのはすぐにはわからないかもしれません。

でも、暮らしていくために本当に必要な物ってそこまで多くないと思います。


自分の身の丈にあった「ちょうどの量」で上手に暮らす。

私はそんな暮らしをしていきたいな、と思います。

こんにちは、坊主女です。なにぃ!ミニマルライフが趣味だと!?そんないい加減なことを言うんじゃない!ミニマルライフとは、ミニマリズムとはもっと崇高でもっと・・・(ゲフンゲフン)。こんな風に鼻息を荒げたミニマリストの方がやってきそうなタイトルを掲げてしまいま ... 続きを読む
こんにちは、坊主女です。


なにぃ!ミニマルライフが趣味だと!?

そんないい加減なことを言うんじゃない!

ミニマルライフとは、ミニマリズムとはもっと崇高でもっと・・・(ゲフンゲフン)。


こんな風に鼻息を荒げたミニマリストの方がやってきそうなタイトルを掲げてしまいました。

ミニマルライフは趣味。

これはあくまでも私が思った一つの考え方です。

でもミニマルライフを趣味と捉えると楽になることもあるのでは?と思ったのです。


趣味に没頭しながら考えた

刺し子 趣味
ずっとこのブログをお読みいただいている方はそろそろうんざりされているかもしれませんが、このところすっかり刺し子に魅了され、まさに没頭しています。

だって、単純作業ゆえに奥が深いし、刺し子しながら頭がどんどん整理されてくるんですもの。


それはさておき、私は昔から何かにハマると周りが見えなくなるぐらい没頭するタイプの人間でした。

趣味しかり、仕事しかり、ブログしかり、オトコしかり(苦笑)。


そしてまさに今回もどハマりしているわけですが、刺し子をしながらも頭は本当にいろんなことを考えています。その時間が好きなんです。

言ってみれば、どハマりしている自分をもう1人の自分が上から見ている状態。

そんなもう1人の自分が、あることに気づきました。


ミニマルライフを始めた頃もこんな風に没頭してたよね、私。


ミニマルライフは「趣味」だとしたら・・・

ミニマリストになり、ミニマルライフを実践し始めてから、私はずっと「ミニマルライフとは生き方だ」と思っていましたし、そう公言もしていました。

でもそれゆえに自分を追い詰め、何度も苦しい思いを吐露していたのも事実です。


ところが振り返ってみると、「趣味としての刺し子」への没頭の仕方と「生き方としてのミニマルライフ」への没頭の仕方は、私の中ではまったく一緒でした。


それならミニマルライフは私にとって趣味の一つではないのか?

この考え方に、もちろん最初は違和感がありました。

でも、そう思えば思うほど楽になっていく自分がいることに気づきました。


そもそも「生き方」なんてとらえるから辛いんだ。

ものの少ない暮らしが心地よくて、好きだからやってるだけ。

好きだから続けられるし、没頭できる。

ほら、これって趣味じゃない?

趣味ならミニマルライフももっともっと楽しくなるよ!


もう1人の自分がこう教えてくれた気がします。

そして、夫の言葉に加えてまた一つ、私の心が楽になりました。


「主義」ではなく「趣味」として

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ミニマルライフの根底にあるのは、本来「ミニマリズム=最小限主義」です。

それを否定するわけでは決してありません。


でも私に限って言えば、今まで「主義」と捉え続けたために苦しい思いをしてきたように思います。

そして同じように「ミニマリズム」に縛られ、がんじがらめになって辛い思いをしている人もいるのではないでしょうか。

だから私は、そんな人に「ミニマルライフを趣味として捉えてみては?」と提案してみたいのです。


私はこれから「ミニマルライフ=趣味」と考えます。

そうやってミニマルライフを楽しみ、続けていきます。

なぜなら、人生は楽しむためにあるのだから・・・。

こんにちは、坊主女です。渦中にいると見えなくなっていることも、端から見れば案外単純なこと。つい先日もこんなことがありました。主人から言われた一言にハッとする主人には、ブログを始めて半年ほどした頃にブログの存在を告白しています。これ以降、主人は時々私のブロ ... 続きを読む
こんにちは、坊主女です。


渦中にいると見えなくなっていることも、端から見れば案外単純なこと。

つい先日もこんなことがありました。


主人から言われた一言にハッとする

主人には、ブログを始めて半年ほどした頃にブログの存在を告白しています。


これ以降、主人は時々私のブログを覗いてくれているようです。

気になる記事があればコメントもくれます(辛口なのもあります)。


夏以降あまりブログの更新をしていないことは話していたのですが、主人も先日久しぶりにブログを読んだらしくコメントをくれました。

曰く、「刺し子の記事ばっかりやん(笑)」とのこと(実際そうだし)。


それに対して私は「刺し子のことばっかり書きすぎると読者も嫌かなぁと思って控えてんねん」と答えたのですが・・・。

なんで?ブログって好きなこと書くもんじゃないの?

主人にそう言われて「ハッ」とし、返す言葉がなくなってしまいました。


何のためのブログ?

ブログを書いたことはないけれど、ネットでたくさんのブログを読んできた主人。

そんな主人の一言はとても核心を突いていて、私は何度も心の中で反芻し、考えました。


そもそも坊主頭にし、ミニマルライフの素晴らしさを伝えたくて始めたこのブログ。

でも1年もあれば、ライフスタイルも変われば(現に引っ越したし)私の興味だって移る。

興味のないことをつらつら書いたって読む側も書く側も面白くない。

それよりも、偏っていても好きなことを思いっきり書いた方がいいに決まってる!


この数ヶ月間、ぼんやりと悩み、心の奥に引っかかっていたつかえが取れた気がしました。

このところの自分の記事もなんだかここにつながっていたような気がします。


なんかスッキリした

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もちろん今でも坊主頭は好きだしミニマルに暮らしています。

だけど新しい興味も湧いてくるし考え方も日々変わっていきます。


なにより私はブログが好きです。ずっと書きたい、ずっと続けたい。


そのためには好きなことを書かないと続けられません。


なんかスッキリしました。

主人に感謝、そしてこんな私のブログを読んでくださっている皆様に感謝。

これからもどうぞお付き合いのほど、よろしくお願いします。

こんにちは、坊主女です。 一度は手放したあんなものやこんなもの。 意を決してやめたこと。 それらを再び手にすることは「意思が弱い」「やっぱり自分はダメだ」なんて思っていませんか? 大丈夫。 そんなルール、誰も決めてませんから。 私が再び手にしたもの私 ... 続きを読む
こんにちは、坊主女です。


一度は手放したあんなものやこんなもの。

意を決してやめたこと。

それらを再び手にすることは「意思が弱い」「やっぱり自分はダメだ」なんて思っていませんか?


大丈夫。

そんなルール、誰も決めてませんから。


私が再び手にしたもの

私はミニマリストになってから多くの物を手放し、いろんなことをやめました。

手放した物に未練はなく、やめたことに後悔もありません。

でも最近、再び手にした物事がいくつかあります。

①SNS

かつての私は完全にSNS中毒でした。

気がつくとタイムラインを追いかけていた私ですが、坊主頭にしたその日、SNSをすべて退会しました。


ところがすでにお気づきの通り、今は再びtwitterもfacebookも活用しています。

これは当初、このブログの更新情報をお届けするためだけに使っていました。

それがいつしか以前と同じように日々のことを呟いたりもしています。


さらに先日はinstagram(@boselady0806)もスタートさせました。

こちらでは、最近すっかりハマっている刺し子の作品を紹介しています。


「なんだ、すっかりSNSフリークじゃない」と思われるかもしれませんね。

たしかに活用はしていますが、以前との決定的な違いはかつてつながっていた人達とは一切関わっていないということ。


私にとってSNSの断捨離は人間関係の断捨離であり、ツールが嫌いだったわけではない。

そう気づいたので、今はむしろ積極的に活用しているというわけです。


②アイロン・アイロン台

アイロンとアイロン台は、悩みに悩んだあげく手放していました。

これらも、手放してから今に至るまで「手放さなければよかった」なんて後悔したことは一度もありません。


それなのに今回再び手にすることになったのはなぜか?

それは・・・

刺し子の仕上がりをもっと良くしたいから!!!


どんだけハマっとるねん(笑)。

そんなツッコミもどこ吹く風、とてもシンプルなアイロンですが購入しました。

以前持っていたアイロンは20年以上前の代物だったので熱くなるまですごく時間がかかったのですが、今のアイロンはあっという間ですね(浦島太郎みたい)。

しかも870gと軽量。技術の進歩ってすごい・・・。


反対に、アイロン台は昔ながらの超シンプルなもの。
アイロンとアイロン台
これは近所の手芸屋さんで買いました。

今はアイロンマットなるものが出ていることは知っていたのですが、私は机の上でアイロンがけをしたかったので「マットだと机に熱の影響が出そう」と思い、この台にしました。

ちなみにアイロンマットってこんなもの。


このアイロンで刺し子のふきんを仕上げるととっても美しい!

再び手にして良かったと思っています。


なぜ手にしちゃいけないの?

冒頭にも書いたように、一度手放したものを再び手にするのって自分の意思の弱さを露呈しているような気持ちになりがちです。

でもそんなことは全然ないんですよね。


生きていればライフスタイルは変わっていくのは当然で、その都度必要な物も変わっていく。

その変化を拒み、頑なに今のスタイルを守ろうとする「執着」の方がもっと厄介なもの。

「執着」を手放し、自由な気持ちで生きていく方がずっとずっといい。


ただし!

深く考えもせずに物を捨てたり、衝動だけで物を手にしたりというのは違います。

きちんと物と向き合ったうえで手放し、本当に必要な物だけを選ぶ。

そうすることで「その時の自分にとって大切なもの」に囲まれた生活ができると思うのです。


その思い込みを手放そう

私自身に言い聞かせる面も大きいのですが「こうでなければミニマリストではない」「こうしなければミニマリスト失格」みたいな考えって、結局はただの思い込みなのだと思います。

別に誰に言われたわけでもないし、ミニマリストに関するルールブックがあるわけでもない。


大切なのは、今、心地よい暮らしをするために物を選び、行動を選んでいくこと


そのために、つまらない思い込みこそ手放し、心軽やかに生きていきたいと思います。

こんにちは、坊主女です。最近物忘れがひどくて・・・。40歳を超えた私は、こんな自虐的なセリフを口にすることが増えました。でも実は、「忘れる」ってとても大切なことではないかと思うのです。忘れることは悪いことばかりではない忘れることは悪いことばかりではない。そ ... 続きを読む
こんにちは、坊主女です。


最近物忘れがひどくて・・・。

40歳を超えた私は、こんな自虐的なセリフを口にすることが増えました。

でも実は、「忘れる」ってとても大切なことではないかと思うのです。


忘れることは悪いことばかりではない

忘れることは悪いことばかりではない。

そう教えてくれたのは1冊の本でした。
忘れる 本


本屋さんで「可愛らしい表紙だな」となんとなく気になり手に取ったこの本。

実は、今年94歳(!!)になられる外山滋比古さんの多数の著書から「考え方」について書かれた部分を集めて構成された本です(ちなみに外山さんは私の住む愛知県西尾市出身)。


外山さんと言えば私にとっては「知の巨匠」。

どれほど難しいことが書いてあるかと思ったのですが、表紙どおりとてもわかりやすく抜粋されており、あっという間に読み進めることができました。


この本の中で私の心に繰り返し引っかかったのが「忘れることは悪いことではない」ということ。

たとえばこのような一文。
悪い忘却ばかりではなく、有用な忘却もある。
(中略)
善玉忘却は頭の働きをよくする。
『知的生活習慣』より
忘却は記憶以上のことをすることができる。
知識によって人間は賢くなることができるが、忘れることによって知識のできない思考を活発にする。
その点で、知識以上の力を持っている。
『乱読のセレンディピティ』より
忘れることはむしろ大切なんだ。

この本を読みながら、私はそんな風に都合よくさえ考えてしまいました。

でも確かに、自分にあてはめてみると「忘れることには様々な効果があるな」と思ったのです。


忘れることでもたらされる3つの効果

では実際に「忘れることでもたらされる効果」にはどのようなものがあるか考えてみます。

①新しい知識の入ってくるスペースができる

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これはまさに私が「忘れる=脳の断捨離」と思った理由です。

部屋でも人間関係でも、パンパンでは新しいものが入ってこれません。

スペースを作ることで空間ができ、新しいものが入ってこれるようになります。


脳も同じ。

知識は確かに大切だけど、なんでもかんでも詰め込めばいいというものではありません。

逆に「頭でっかち」なんて陰口を叩かれてしまうかも。

自分にとって不要な知識をどんどん忘れることで、脳にもスペースができ、新しい知識を取り込めるようになると思います。

②思考が深まる

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この効果は外山さんも繰り返しおっしゃっています。
半分忘れかけていたようなことでも、自分にとって本当に面白いことなら、決して忘れっぱなしにはなりません。
価値あるものなら、たいていある時期によみがえってくるものです。
しかも、たんに記憶が戻るのではなく、深化した思考として姿を現すのです。
『50代から始める知的生活術』より
私の経験でもそう思います。


たとえば今回の「こうやって考える」という本。

読んでしばらくは本の内容も半分以上忘れていました。

でも、ふとした時に突然「あれはこういうことだったのか!」と頭に蘇り、今こうやって記事として書いてます。


本の内容に限らずとも、得た知識や考えたこと。

一旦忘れてしまっても、本当に自分にとって価値あるものであれば、いつかより深まった思考」として蘇ってくるもの。

それはまさにウイスキーのような熟成度だと思います。

③楽に生きられる

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忘れた方が楽なことってありませんか?

私にはたくさんあります(苦笑)。


過去にあった嫌なこと、関わった人間、振りはらっても消えない悩み・・・。


こういったことは抱えてたっていいことなんか何もありません。

とっとと忘れるに限ります。

私はやっと、少しずつ「忘れる」能力がついてきたので随分楽に生きられるようになりました。


忘れることで楽に生きられる。


私はそう思います。


どんどん忘れよう!?

よし、じゃあなんでもかんでも忘れちゃえ!

となると日常生活やお仕事に支障をきたしかねませんからオススメはしません。

でも、人生という大きなくくりで見れば「忘れる」という断捨離はとても大切なことだと思います。


「人は忘れるから生きていける動物」と言います。

「忘れる」ことをネガティブに考えず、前向きに生きるためにどんどん忘れていきましょう!