金蓮寺 TOP
こんにちは、坊主女です。

西尾御朱印巡り、第2回目は西尾市吉良町にある金蓮寺です。

第1回はこちらをどうぞ。




国宝弥陀堂を持つ金蓮寺

愛知県下に国宝建造物は3件しかありません(あと2つは犬山城と如庵)。

その一つが西尾市にある金蓮寺の弥陀堂です。

歴史

金蓮寺の創建は平安時代後期にさかのぼると言われています。

平安時代に幡豆郡司を務めた三河伴(ばん)氏の系図に、額田郡司の娘で伴氏に嫁いだ女性が金蓮寺を氏寺としたとの記述があるとのこと(金蓮寺パンフレットより)。


もとは真言宗のお寺でしたが、江戸時代に入り曹洞宗に改められました。

そのため御本尊は、弥陀堂内に安置されている阿弥陀三尊像(愛知県指定文化財)ではなく、秘仏の不動明王

金蓮寺が「饗庭(あいば)のお不動さん」として親しまれているのもこのためです。

<豆知識>
不動明王は大日如来の化身とも言われていますが、主に真言宗や天台宗などで信仰されています。

国宝弥陀堂

御朱印の前にやはりご紹介しておきたいのが国宝である弥陀堂です。

県内最古の木造建築物である弥陀堂は、平安時代の貴族住宅の影響を色濃く残してはいるものの、様式や手法から鎌倉時代中期の建立と考えられています。

ただはっきり明記された資料はないようで、建築の経緯なども不明だとか。


で、こちらの弥陀堂。

国宝っていうぐらいですから厳重に警備されたいかついイメージがありませんか?

ところがどっこい、拍子抜けするぐらい無防備なんです。


金蓮寺自体も山門などはなく、田んぼの真ん中に溶け込むようにあります。
入り口
ここからすでに弥陀堂見えてますから(笑)。

そしていざ、国宝弥陀堂。
弥陀堂(正面)
無防備というか、親しみやすいというか。

中を見せて頂くにはあらかじめ電話での予約が必要ですが(拝観料200円)、外から眺める分にはいつでもOKなうえ、無料です。

ぐるりと一周回ったり、椅子に腰掛けてぼんやり眺めたり。


正直私は、こんなに身近は国宝は初めてでした。

でも不思議と心が落ち着き、また行きたいと思いましたよ。


笑顔こぼれる御朱印

ついつい国宝弥陀堂を熱く語ってしまいましたが、金蓮寺は御朱印もすごく素敵なのです。

早速ご紹介しますね。
御朱印(金蓮寺)

見ただけで思わず笑顔になりませんか?

なんて書いてあるの?

こちらの御朱印、実はただの可愛い絵じゃないんです。

よく見ると・・・
  • 顔の部分が「国」
  • 胴体が「宝」
  • 手の部分が小さく「み」「ダ」
  • 一番下が「堂」
続けて読むと「国宝弥陀堂」!!

ご住職に解説して頂いた瞬間、思わず「すごい!」と声をあげてしまいました。

御朱印に込められた意味

この御朱印は今から10年ほど前に、現在のご住職(御年88歳!)が考えたそう。

「国」という字が四角くちゃあ味気ない、みたいな感じで丸くしたりしていくうちにいい感じになったとか(笑)。


そしてご住職は

「この御朱印には『世の中ま〜るく 笑顔で元気に』という意味を込めているんだよ」

とおっしゃっていました。


ご住職自身、お話の間じゅうずっと笑顔。

ご不在の時もあるとのことですが、できることなら是非ご住職に直接御朱印を頂いてもらいたいと思います。

【御朱印をもらうには?】
金蓮寺で御朱印を頂ける時間は、原則として9:00~16:00前後です。

ただご住職が不在の際などは、すでに書かれた御朱印に日付のみ入れて頂けるとのこと。

また、ご住職がお歳を召されているため、一度に多くの枚数は書けないそうです。

ご住職に直接御朱印を頂きたいとうことであれば、あらかじめ電話(0563-32-2063)で確認のうえお参りされることをおすすめします。


まとめ

ここまで読んでくださったあなたも、今きっと笑顔でいらっしゃるはずです。

見る人を笑顔にし、幸せにする金蓮寺の御朱印。

是非一度、足を運んでみてくださいね。

寺院情報

<電話番号>
0563-32-2063

<住所>
〒444-0523 愛知県西尾市吉良町饗庭七度ケ入1


<アクセス>
名鉄西尾線・蒲郡線 吉良吉田駅から車で5分

<参拝時間>
境内は自由

弥陀堂は10:00~15:30(電話にて要予約)