こんにちは、坊主女です。


私はミニマリストになると同時に肌断食を始め、化粧品どころか洗顔料までも手放しました。

また湯シャンも実践しているのでシャンプー類も使わず、坊主頭ゆえ整髪料の必要もありません。


ここまで肌につけるもの、香りのするものを手放しているにもかかわらず、香水だけは今でもずっと使い続けています


私の香水遍歴

私が初めて香水をつけたのは大学生の頃。

要するに「めいっぱい背伸びしたかった時期(笑)」です。


当時の私は、香水といえばシャネルの5番 ぐらいしか知りませんでした。

これこれ。
たしかコバルト文庫(懐かしい!)で、藤本ひとみ さん(さらに懐かしい!)が書いていた小説に出てきた登場人物が使ってたんですよ。

だから「香水ならシャネルだ」と思い込み、ドキドキしながらシャネルの化粧品売り場へ行ったのですが、そこで見つけたのがまだ発売されたばかりのアリュール でした。

今なら大学生にはまったく似合わない香りだとわかるのですが、大人の階段を登っていた私が自分に酔っていたのは間違いありません(笑)。


その後社会人になり、海外に行った友人から貰ったブルガリのオムニア クリスタリン を使うように。
オムニア クリスタリンは男性でも使える爽やかな香りでした。

でも使っていた期間は少しだけ。


そして、もうかれこれ15年近く使い続けているのがグッチのラッシュ 2

この記事を書くにあたり調べていたら「すでに廃盤!?」らしいのですが、今でも普通に店頭で見るし買い足しています。

そしてこれからも、どこを探しても見つからなくなるまでラッシュ2は使い続けるつもりです。


香水を手放さないワケ

香水は、はっきり言って生きていくために絶対必要なものではありません。

もともと使わない人も多いでしょうからむしろ「無駄なもの」とも言えます。


それなのに、無駄なものは持たないはずのミニマリストである私が香水を手放さない理由。

それは私にとって香水は勝負服以上に大切なアイテムだからです。


視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚。

人には五感というものがあり、それぞれに記憶を呼び覚ます力があります。

この中で一番強く記憶を呼び覚ますものってどれだと思いますか?


私は嗅覚だと思っています。


視覚や聴覚は「どっかで見たなー」「どっかで聴いたなー」みたいな、わりとぼんやりとした記憶の呼び覚まし方だと思うんですよね。

でも嗅覚は違う。


ふと漂ってきたカレーの匂いで、子供の頃の記憶が突然蘇ったことはありませんか?

キンモクセイの香りが、小学校の校庭をフラッシュバックさせたことはありませんか?


つまり嗅覚の記憶って、頭をガツンと殴られたような強烈な呼び戻され方をするんです。


だから私は香水をまといます。

出会った人が私のことを忘れても、香水の香りは記憶に残るから。

そして街で同じ香水をつけた別の人とすれ違った時、必ず私のことを思い出すから。


服は、忘れます。

化粧なんか、見られてもいません。

でも、香りは、本能に刻まれます。

香水が勝負服以上のアイテムだとは、こういうことなのです。


服よりも、髪よりも

なんかすっごく遊んでた(遊んでる?)みたいに聞こえるかもしれませんが、違いますよ(笑)。


本当に、私にとって香水は服よりも髪よりも大事なんです。

香水をつける時は鏡を見ながらつけますしね。


いつか会うかもしれないあなたが私のことを忘れないように。

私はこれからも香水をまとい続けます。