坊主女の生きる道

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カテゴリ:ミニマルライフ > 写経

写経にはリラックス効果や脳を活性化する効果など素晴らしい効果があります。そんな写経を始めてみたいけどやり方がわからない。そんなあなたのために自宅で始められる道具の選び方や写経のやり方をご紹介。1人でも多くの方が写経を始めてくだされば嬉しいです。 ... 続きを読む
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こんにちは、坊主女です。


写経に興味はあるけど難しそう。
字が下手だから気がひける。
軽い気持ちで始めてもいいのかな・・・。

せっかく写経に興味を持っても、様々な理由で始めることをためらってはいませんか?

実は写経は難しいものではなく、誰でも簡単に(しかも自宅でも!)取り組めるものです。


1人でも多くの人に写経を始めてもらいたい。

そんな思いから「趣味:写経」の坊主女写経の効果や道具、実際のやり方などをご紹介したいと思います!



【1】写経とは?

写経の本来の意味は「仏教において経典を書写すること、または書写された経典のこと」です。

はるか昔はコピー機などもちろんなく、仏教を広めるため、大願成就を祈るために写経が始まったとされています。

そして個人的な写経が始まったのは平安時代。

修行のため、また供養や病気平癒といった祈り・願いを込めて写経が行われるようになりました。


現代では写経というと般若心経を指すことがほとんどです。

般若心経は262文字というお経の中でもっとも短いものですが、お釈迦様(仏教の開祖)が「これだけは伝えたかったお経」だそう。

お経の意味については長くなるので紹介しませんが、私が読んでとてもわかりやすかった本を一冊。
哲夫 本

お笑いコンビ「笑い飯」の哲夫さんが書いたこの本は、すごく笑えるのにわかりやすい。

難しいことを笑いに変える、哲夫さんのセンスと頭の良さに脱帽します。

他の小難しい本よりよほどオススメですよ。


【2】写経の効果はすごい!

現代において写経は本来の意味からは離れていますが、多くの人が写経をするのはそれだけ様々な効果があるから。

どのような効果があるのか見ていきたいと思います。

①脳が活性化する

文字を書き写すだけで?と思いますが、写経ならではの理由があります。
  • 見たこともない難しい漢字が多い
  • 書き写す際に視覚やイメージ力を使う
  • 書き慣れたペンではなく筆を使う
このよう「普段と違うこと」をすると脳が活性化するのです。

認知症の改善や防止策として取り上げられたこともあるぐらい
なんですよ!

②無心になり心がリラックスする

たとえ262文字の般若心経でも、書き写すには1〜2時間ほどかかります。

お手本に集中し間違えないように書き写す。

この作業を繰り返しているうちに心はおのずと無心になります。

無心になると日々のストレスや気がかりなことを忘れるため、心がリラックスするというわけです。

私は瞑想も毎日行なっていますが「無心になる」という点では写経の方が効果があると思います。

③字が綺麗になる

般若心経はすべて漢字です。

それを筆で書き写すわけですから、一文字ごとに「とめ・はね・はらい」をより意識します。

262文字しっかりと書き写していけば文章全体のバランスも整い、おのずと字は綺麗になります

実際にこのような本もたくさん出ていますしね。


【3】準備する物

さあいよいよ写経するぞ!

と言いたいところですが、自宅で写経をする場合は最低限準備しなければいけない物があります。

ここではあくまでも「簡単に」「手軽に」始めるためのいくつかの道具をご紹介します。

【参考】
自宅だと集中できなさそうだからお寺などで写経をしてみたい。

そういう人ももちろんいらっしゃると思います。

その場合は、全国各地で写経体験ができるスポットがありますのでこちらで探してみてください。
(参考:写経・書道体験ができる全国のスポット

①筆(筆ペン)

もちろん筆と硯を用意した方がいいに決まっているのですが、それでは「簡単」とは言えません。

まずは「始めてみること」の方が大切だと私は思っているので、筆ペンでもまったく問題ないと考えています。

私は使っているのはこちらの筆ペンです。
筆ぺん

なんてことのない筆ペンです。私は近所の文房具店で購入しました。

ほどよく筆らしさがあり、書きやすいです。
筆先

反対にあまり筆先の硬いものは書きにくいのでおすすめしません。

各メーカーから筆ペンがたくさん出ていますが「細」か「極細」が良いと思います。

②写経用紙

写経用紙も様々な種類がありますが、大きく分けて
  • お手本+無地のもの
  • 用紙に文字があらかじめ印刷されているもの
  • ダウンロード
の3種類があります。

私が今使っているのは「お手本+無地」のタイプ。
写経 ケース

書く用紙自体はこのように無地です。
写経 無地

それとは別にお手本があります。
写経 手本

この2枚を重ねると、上からなぞり書きができます。
写経 重ねる

慣れてくれば、下書きにせずともお手本として見ながら書けるようになります。


写経を始めた頃は文字があらかじめ印刷された用紙を使っていました。
写経 薄字

お好みで選べば良いと思います。


さらにダウンロードによる方法ですが、現在は各寺院のサイトなどから写経用紙がダウンロードできるようになっています。

いくつかサイトをご紹介しておきます。
ダウンロードしたものを印刷する場合ですが、A3サイズの方が書きやすいです。



【4】実際に書いてみよう!

では実際に書き始めましょう。

ここでも「自宅で簡単にできる」という点にポイントを置いて説明していきます。

①口をすすぎ、手を洗う

身を清めるというところまではいかなくても、せめて口をすすぎ、手を洗うまではしたいものです。

そうすることで心が引き締まり「書くぞ」という気持ちになります

あとはせめて机の上ぐらいは綺麗にしておくと良いと思います。

②正座にこだわらなくてもよい

私は椅子に深く腰掛け、テーブルで写経をしています。

落ち着いて座ることができ、集中できる場所であればどこでも良いと思います。

③用紙の置き方

実は写経用紙には「上下」があります

上を「天」、下を「地」といい、天の方が幅が狭いです。
書き方 天地
このように狭い方を上にして用紙を置きます。

④手本に従い、本文を書き写す

お手本通りに1文字ずつ、丁寧に書き写していきます。

この際最初の1行は空けておきます

また、1行は17文字と決まっています(最初と最後だけ少し違う)ので、枠からはみでないように気をつけます。

⑤もし書き間違えたら?

間違わないに越したことはありませんが、どれだけ集中していても間違うことはあります。

そんな時は紙をくしゃくしゃにして投げださず、次のようにしてください。

A.誤字(書き間違い)

書き間違えた時は、誤字の横に点を打ち同じ行の上(枠外)に正しい文字を書きます
誤字

B.脱字(書き飛ばし)

文字を書き飛ばした時は、脱字した文字と文字の間に点を打ち同じ行の下(枠内)に正しい文字を書きます
脱字

⑥最後に写経日・願文・住所・氏名などを書く

これらの順序はお手本によってまちまちなので合わせて書きます。

ただ、いくつかルールがあります。
  • 本文から1行あける
  • 1文字分下げて書き始める
  • 願文の前には「為」「右為」などと書く
  • 氏名の下には「謹書」と書く

ちなみに「願文(がんもん)」とは神仏に願いを立てる時にその願意・趣意を書いたものです。

わかりやすくいうと
  • 家内安全
  • 無病息災
  • 心願成就
など。特に四字熟語でなくてもかまいません。

⑦書き終えた用紙はどうする?

書き終えたらすぐ捨てる、などはせず大切に保管します。

ある程度たまったら近くのお寺などに納めに行くと良いです。

大きいお寺であれば「納経所」がありますから、そちらに行けば受け取っていただけます(ただし納経料が必要な場合があります)。


まとめ

いかがでしたでしょうか。

私にとって写経は決して仏教的要素の強いものではありません。

一文字ずつ丁寧に書き写す中で自分の心と向き合い、自分を見つめ直す大事なもの
です。


この記事を読んで「写経を始めてみようかな」と思ってくださる人が1人でもいれば嬉しいです。